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宝塚市 N様邸 外壁、屋根塗装工事
今年は梅雨明けが遅くなり、足場を組んでから数日雨が続いて作業が出来ませんでしたが、盆前に足場を解体することが出来ました。
施工主様に大変満足していただけて、とても嬉しかったです。
先ずは足場を組んで屋根の塗装からさせていただきました。
屋根はカラーベストで10年ほど前に塗装をしたそうですが、塗膜は劣化して剥がれる状態でした。
高圧水洗浄で旧塗膜の剥がれる部分を剥がし、苔やカビも除去しました。
その後にタスペーサーを適所に入れました。
このタスペーサーは塗装の塗膜で隙間を埋めてしまう事のないようにする重要な工程です。
カラーベストの塗装をして半年程で雨漏りしてきた!というクレームはよく耳にします。
この原因は内側に湿気などで水が溜まらないように抜ける隙間がある事が理想なのですが、塗装した時に塗膜で隙間を塞いでしまい、湿気で内側に溜まった水が抜ける所が無くなり、下地のコンパネのジョイント(継ぎ目)から浸水してお部屋の天井から雨漏りするという事です。
残念ながら、この知識を持っていない業者さんが多く、御見積の項目にも入っていないという事は多いとよく耳にします。
この項目は凄く大切な事ですのでしっかりと認識していただきたいです。
下地の段階でしっかりとした工程で強固な地を形成し、シーラーを塗布してトップコートを塗布。
この場合、一気に厚みを付けて塗るのではなく、薄く重ねるということに気を配り塗装します。
今回は、水性のシリコンの屋根専用の塗料でご提案させていただきました!
フッ素や無機など超高耐候と言われる塗料もありますが、高価な塗料を塗るよりも10年に一度メンテナンスをする方が長期間維持できますし費用もその方が安いかと思いますので弊社は高価な塗料はお客様にはお勧めしていません。
高価な塗料を使う事は良い事ではありますが、一番大切なのは下地からしっかりとした施工が出来るか? それが長持ちさせる塗装工事なのです!!!
屋根の塗装が完成してから外壁の塗装をさせていただきました。
今回は施工主様にも色決めに悩んで頂き、一緒に仕上げに携わって頂きました。
軒天はライトグレーで壁はピンク系の選択で凄く洒落た感じの仕上がりになり、大変満足して頂きました。
10年ほど前に塗替えされていて、今回は下地の柄を活かして高圧水洗浄後にクラックの補修をアタックSPB工法でさせて頂き、カチオン系シーラーえお塗布後、ダイナミックトップ(関西ペイント)で仕上げさせていただきました。
塗装が終わったから、さ~!足場解体ではありません。。。
点検して是正しなければならない個所の施工が大切。
足場を組んだのですから日頃目の届かない所や、足場がなければ作業出来ないような個所はここぞとばかり修復をさせて頂いてます。
ベランダの防水が終わり足場解体。
足場を解体して、カーポートの波板を張替えさせて頂きました。
最後に施工主様と一緒に点検して引渡です。
今回は宝塚市の閑静な住宅街で、良い塗装工事が出来た事を感謝しています!