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鉄部塗装を長持ちさせようと思えば、現在腐食している個所の防錆処理をしっかりと行う事です。
建築塗装の鉄部塗装では3種ケレンが大半ですので、サビを全て除去する事は出来ていません。
その上からサビ止め、上塗りと塗り重ねますので、サビはまた直ぐに再発して腐食し、塗膜を浮かして写真のようになる訳です。
アタックSPB工法の鉄部塗装が通常行われている鉄部塗装よりも何故2倍以上の期間、サビの再発を抑える事が出来て長持ちするのか?
それについて説明させて頂きたいと思います。
3種ケレン後にサビ転換材を塗布します。(セレクトコート N300)
このような類似の塗料は各メーカーも出していますが、この数年で様々な種類の防錆材を実験しましたが、正直あまり使えると思う防錆材は少ないです。
ナノレベルの細分化粒子の塗材をサビた個所に浸透させて固めてサビの再発を防ぐ!という防錆材もあれば、赤サビから黒サビにと転換させて黒色被膜を作り、サビの再発を防ごうというサビ転換材。
これは実験を繰り返す中で、サビ転換材の方が優れているという事がわかりました。
サビ転換材も溶剤と水性があり、溶剤の方が強いというイメージがあると思いますが、サビた鉄部分には実は水性の方が相性が良いという事もわかりました!
先ずはケレン後にサビ転換材を塗布します。
サビ転換材塗布後に約90分で乾燥しています。(気温13℃)
乾燥すると、写真のようにサビが黒く変色します。
写真では黒くなったことはご理解いただけますが、実際に手で触っていただくと強力だという事をご理解頂けると思います。
サビ転換材は必ず2回塗りです!
これは決め事というよりは、実際に1回目と2回目塗布後では全然異なります。
この段階が本当に一番大切なポイントとなります!
サビ転換材で防錆処理を行った後に、次はセレクトコートNÉ350(パワフルガード)を塗布します。
この塗料は、セレクトコートN300(サビチェンジ)との相乗効果で鉄部を強力に防触保護します。
腐食部分にこのSPB-強力防錆システムで防錆処理をして通常の鉄部塗装をすることにより、2倍以上の期間寿命を延ばす事が出来ます!
少しの手間で長期維持できるという事で、現在ではこの工法を弊社の強みとして施工させて頂いてます。
実験で塗布したのが2021年 2月11日。
それから9か月後の2021年11月21日に確認すると、ようやくサビが再発しだしました。
下塗りの状態で9か月以上の期間、サビが再発しないという事は凄いことです。