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大阪市鶴見区で地元の企業様から雨漏りしているとの事でお問い合わせをいただき、今回はALCジョイント部のシール打ち替え、外壁塗装をさせていただきました!
雨漏りも止まり、10年以上は雨漏りの心配もなく職場で快適に社員の皆様がお仕事をしていただける事と思います!
外壁
既存吹付タイル面の旧塗膜は完全に劣化している状態でした!
このような状態になると撥水性、防水性も機能せず、水はけが良くないですので場所によってはカビや苔も発生する状態です。
外壁ALC面のジョイント部分はほとんどの個所でひび割れが生じていました、
サッシ廻りは何とか大丈夫でしたが、サッシと水切りの取り合い部分のシールは完全に劣化していました。
全面に足場を組ませていただき、正面タイル面の打診調査と雨漏りしている原因を調査させていただきました。
今回の雨漏りの原因はサッシ上部の亀裂でした。
2階のサッシ全てが新築当初の工事でサイズが変更になったのか?
サッシ上部の120mmほどがモルタルで、そのモルタルとALCの継ぎ目が見事に全て割れていました。
これは稀に目にしますので決して不思議な事ではありませんが、割れて当然だと思います!
正面のタイルは打診調査をさせていただきましたが、目地に欠落部は数か所確認しましたが浮きはありませんでした。
これは意外でした!!
正面はサッシ廻り、目地シールは全てシール打ち替えでご提案させていただきました。
サッシ上部の亀裂は動きのある亀裂ですので、Uカットシール充填工法で処理させていただきました。
サッシは既存シールを撤去して新設でシールを打たせていただきました。
ALC面のジョイント部分は全てシールを打たせていただきました。
タイル、サッシは先に美装屋さんにクリーニングをしていただいて、シールを打ち替えしました。
美装屋さんはベテランの職人さんが2人来て、さすがの腕前を披露して綺麗にして下さりました。
今回打たせていただいたシールは変性シリコンで、アステックシールプライマーを塗布し、アステックシール高耐候4000です。
アステックシール高耐候4000は、耐用年数も15年は期待出来るというシール材です。
シールを3日間乾燥させて、いよいよ外壁塗装です。
高圧水洗浄で付着した汚れ、カビ、旧塗膜の白化した粉状を流し落とし、塗料が密着しやすい素地にします。
下塗りは素地を整える微弾性フィーラーを塗布しました。
ホワイトフィーラーⅡ(アステックペイント)
下塗りに使用する塗料も数種類のシーラー、微弾性フィーラーの選択肢がありますが、これは現状に最適なものを選択して仕様を組みます。
下塗りが終わると、中塗り、上塗りと上塗り材を2回塗ります。
今回はラジカル制御で対候性のある、スーパーラジカルシリコンHG(アステックペイント)を使用しました。
高機能の割には価格も安く、コスパが良い塗料ですので低価格で10年以上は持たせたいというお客様には自信を持ってお勧めさせていただいてます。
外壁が仕上がり、最後に付帯部の上塗りを塗ります。
鉄部は外壁塗装の前工程でさび止めを塗っています。
高耐候のマックスシールド1500Si-JYを塗らせていただきました。
2液弱溶剤のシリコンでポリウレタンよりも長持ちする抜群の塗料です!
最終に施工主様と検査に回り、無事引き渡しする事ができました。
地元鶴見区の建物を塗装出来て大変嬉しかったです。
工事が完成した時からがお客様との本当のお付き合いの始まりだと思います。
定期的に点検をさせていただいて、メンテナンスもしっかりとさせていただきたいと思います。