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塗装工事に限らずですが、リフォーム工事などでも業者さんから見積りを取った場合に其々で大幅に値段が違うのはなぜ? と思われた人も少なくはないと思います。
塗装工事、防水工事に関して述べさせていただきますと、工務店、リフォーム会社、塗装店と比較すれば勿論値段は変わりますし、塗装店の中でも個人事業主や企業など様々ありますので、勿論値段は異なると思います。
このページでは弊社の塗装、防水工事の価格を掲載させて頂いてますので参考にして頂ければと思います。
外壁もモルタル、ALC、サイディングなどにより工程と仕様が異なりますので単価は違いますし、素地の状態でも異なってきますので、その辺もわかりやすく説明をさせて頂ければと思います!
うちのお家を塗って頂いたら幾らぐらいになりますか?と率直に質問を頂く事がよくありますが、塗装は汚してはいけない部分を養生して色を付けるという簡単な事ではありません!
外壁ひとつにしても様々な種類、状態が違いますので、現在の状態を実際に見て確認してからどのような塗料を選択してどのように施工するか?から値段の算出をするというのが適正な方法だと思います。
正確な値段というのは実際に現地で実測で㎡数を測り、現状を見て仕様を組ませて頂いて御見積を提出させて頂いてますが、これまでの経験からおおよその値段を目安として提示させていただきたいと思います。
先ず、場合によっては全面塗装せずに1面だけ塗装という例や部分的に塗装するという事も多々あります。
そして塗装のみならずですが、外壁塗装も1面だけ塗装で20㎡を塗るのと、全面で200㎡を塗るのとでは㎡単価が変わってきます。
これは伸び率と言いますが、やはり塗装も塗る㎡数が多いほど㎡単価は安くなるという事をご理解頂ければと思います。
其々の会社で値段の算出方法は異なると思いますが、弊社は20㎡未満の場合は㎡単価でなく一式で幾らと御見積させて頂いております。
それと外壁塗装をする場合、大半が足場を組む事になります。
足場の費用は2階建ての戸建て住宅でしたら思っていた以上に安いというお言葉をお聞きしますが、3階建て以上になると思っていた以上に高いと思われる人も居ると思います。
これは、足場は高さが7M以上になると足場材の荷揚げで手間が掛かり人が必要になりますので若干割高になります。
外壁塗装は塗る個所のみの数量を測りますので塗装しない窓や開口部などの㎡数は入っていませんが、足場の㎡数は高さ×幅の総面積が㎡数になります。
ホームページで一般の人が見て一目で見てわかるように工夫をされている業者さんが多いですが、結局は最初にお問い合わせをいただいてから実際に細かな説明をして見積すると結論としては同じ理屈になると思います。
値段の高い安いは色々な塗装業者さんが居ますので異なると思いますが、どのような工事をしたいのか?を明確に伝えて親切に対応してくれる業者さんを探していただくのが良いと思います。
昭和40年代~昭和60年代にかけて建てられた住宅に多いお家です。
新築当初から1度、2度と外壁の塗り替えをされているものや1度も塗装していない左官仕上げのままの壁の状態のものもあります。
その現状により塗り重ねる工程と仕様が異なりますので、価格も変わってきます。
目安になりますが、塗装の価格を参考にしていただければと思います。
ラスモルタル面、外壁塗替え
① 仮設足場設置、解体 ㎡ × 650円~750円
② 下地補修工事(ひび割れ、浮きなど) 25,000円 ~ 75,000円
③ 高圧水洗浄 ㎡ × 150円 ~ 200円
④ 下塗り シーラー ㎡ × 500円 ~ 650円
※ 微弾性フィーラー ウールローラー ㎡ × 600円 ~ 800円
現状により必要な場合があります。
※ 微弾性フィーラー パターンローラー ㎡ × 900円 ~ 1,100円
現状により必要な場合があります。
⑤ 上塗り(2回塗り) ㎡ × 1,200円 ~ 2,200円
ラジカル制御シリコン、フッ素
⑥ 付帯部、その他塗装(雨戸、樋、小庇、水切り金物、シャッターなど) 30,000円 ~ 120,000円
外壁塗装は、大半が②高圧水洗浄、④下塗り ⑤上塗り2回塗り ⑥その他塗装の項目は同等と考えて頂いて良いと思います。
それと別に工事に掛かる諸経費、近隣対策費、廃材処分費などが掛かります。
よくお客様からうちの家を塗ったらザックリ幾らになる?と聞かれたりしますが、塗装工事は現在の状態や塗る塗料のグレードにより大幅に値段が変わりますし、その事をご理解して頂いて価格の参考にして頂ければと思います。
参考までに写真のようなお家を塗り替える場合の価格は?
① 写真(中央) 外壁 約200㎡ 足場、下地補修、高圧水洗浄、シーラー、上塗り2回塗りラジカルシリコン その他塗装、諸経費で、
850,000円 ~ 950,000円(税別)程の価格が適切な価格だと思います。
これを基準とし、外壁塗装のグレードを落としてアクリルにすると価格は下がりますし、フッ素にすると上がりますし、何通りかのご提案の御見積を算出してお客様に決めて頂くという流れになります。
あと、現在の状態により、ひび割れや浮き、剥がれなどの補修が多い場合やその他塗装で和風の造りで木部が多かったりなどで値段が変わりますが、3枚の写真のお家はごく一般の外壁塗装で通常なものを載せています。
木造のラスモルタルとALC面の外壁塗装の違いは、ALC板のジョイント(継ぎ目)部分はコーキングを打っているという事です。
10年以上経ち、放置していると塗膜と共にコーキングも劣化し割れや切れた部分から浸水して雨漏りの原因となります。
ですのでこのALC板の外壁の場合は塗装に加えてコーキングの打ち替えの費用が掛かるという事を頭に入れていただければと思います。
※ 10年周期ほどを目安に塗り替えている所は、コーキングの打ち替えはしないで良い場合もあります。
外壁塗装とその他塗装の価格は木造ラスモルタルの価格と同じです。
目地のコーキングの打ち替えが、メートル × 750円 ~ 950円が必要になる場合があります。
例えば写真(左)のような建物で外壁の㎡数が200㎡の場合、ALC目地コーキング打ち替えが110mとして、足場から外壁シリコン塗装、その他塗装まで全て込みの価格が、
900,000円 ~ 1,100,000円(税抜)程の価格が適切な価格だと思います。
この場合も、この値段を基準に考えて塗料のグレードを選択していただければと思います。
マンション、ビル、施設などの建物で多いのが鉄筋コンクリート構造です。
これは名前のままで、鉄筋とコンクリートで形を作った強度の高い建物になりますが、木造と鉄骨造と大きく違うのは、コンクリートの上にモルタルを塗っているということです。
外壁塗装の価格に於いては工程と㎡の単価は木造や鉄骨造より若干下がりますが、コンクリートとモルタルの間に浮きが生じていたり、鉄筋がサビて腐食し、コンクリートを浮かしている部分(露筋)もありますので、下地補修工事に費用が掛かります。
長年放置している建物では、下地補修の費用が莫大な金額になり手付かずという建物も少なくはないです。
これも目安になりますが、写真(左)4階建ての1フロアー5室のマンションの天井、壁で約900㎡ほどのマンションの足場を組んで下地補修工事をして外壁塗装、その他塗装工事をした場合の費用は、
3,600,000円 ~ 4300,000円(税別)程になります。
※ 屋上、ベランダ、廊下などの防水工事が必要な場合は別途費用が掛かります。
平成初期ごろから木造、鉄骨造の戸建てやアパートなどの外壁にサイディングが使われるのが主流になってきました。
築年数が20年に満たない建物は大半がサイディング壁だと思います。
サイディングも金属サイディング、窯業サイディング、樹脂サイディング、木製サイディングなど種類がありますが、サイディングも種類によって塗る塗料や仕様は異なりますので、どれも同じ金額という答えが出たとすれば誤った発言だと思います。
金属サイディングの場合は、下塗りのプライマーがサビ止めや専用プライマーがあります。
しかし目地のコーキングが必要ないのでプライマー、上塗り2回塗りでそので塗料の選択を間違わなければコストは下がります。
窯業サイディングはジョイント(継ぎ目)にコーキングを打っていますので打ち替えが必要になります。
それらを踏まえておおよその値段を算出すると、戸建て住宅の2階建てで4面の外壁塗装、その他塗装をしたとして、
200㎡ほどで760,000円 ~ 900,000円が程度が適切な金額かと思います。
※ 単色でなく、多彩仕上げになる場合や下地の状態がひどい場合は手間が掛かりますので値段は高くなりますが、この値段を基準に参考にしていただければと思います。